翻訳エージェント物語

経営理念「大切な想いをつなぐ」をベースに事業活動を行っています。 ITやアート、環境エネルギーなど専門のBtoB向けの翻訳や通訳、字幕翻訳、Web、英会話などを提供しています。

2009年01月

ネコの手が戦力に変わるとき5




鬼塚 雅史氏。

派遣会社を経営されているということで、「非採算部門」(定義は本書参照)のスタッフが売り上げを上げられるように教育するということをベースに展開されていますが、根底には「経営とは人である」との思いが流れているように感じられます。


・アンゾフの成長ベクトル
・ハーズバーグの二要因理論(動機付け・衛生理論)
・マズローの欲求段階説
・フロー状態

など心理学的なアプローチは、経営に必要なことであり大変参考になります。

人材活用というのは、色々な方法やアプローチがありますので、出来ることと出来ないことがどうしても出てきますが、スタッフ全員がセルフスターターであり、創意工夫をもって働くことができれば、本当に最強の組織になると思います。

働くことを楽しみ、仕事は楽しくやる。

そんな気持ちを持って頑張っていきたいと思いました。とても元気になる内容です。




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意識の向く先5

社内スタッフはその職務上、得てして意識の向く先がずれてしまうことがあります。
それはつまり、顧客ではなく自分の上司だったり部下に向いてしまうということです。営業マンの場合には、否が応でもお客様と直接コンタクトを取らざるを得ませんし、様々なお客様の様々な意見を聞きますから、少なからず「お客様視点」を持つことになります。



自分の意識の向ける先がお客様ではない場合、それは「顧客不在」のビジネス展開になりかねません。

例えば自己研鑽も無いままに、「給料は自分の会社からもらっている」という意識でいる場合には致命的です。お客様がその仕事に対して価値を認め、自分の会社にお金を払うことではじめて自分の給与として跳ね返ってくるという仕組みを意識していないということになります。


フリーランスであればより直接的ですから、仕事の対価をきちんともらうにはどうすればいいか、正しい方向に意識が向くでしょう。


自分の会社の社長や上司に良い顔をすることでお客様からの評価が高くなるということはないと思いますが、この逆は起こりえるでしょう。



「自分の意識をどこに向けるのか」


これによって、自分の行動が変わるのではないでしょうか。






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コミュニケーションのズレ5

自分が予想して描くイメージと、相手が予想して描くイメージ。
結果として違うものが出てしまう場合、原因はコミュニケーション不足であることが多い。

それは単純に口数が多ければ良いということではない。
その物事に対しての背景や事前情報の量と質が異なるためにズレが起きる。そしてまた個性があり、価値観がある。

それらの様々な要素が互いに異なる結果を導き出すことは当然となる。

しかし、そこを完全にとは言わずとも、どうやって合わせていくかという点がコミュニケーションの面白さでもある。


個性や価値観を揃えるなどということはそもそもできる事でもなく、またやるべきことではない。個性はプラスである。

そうではなく、はっきりとした目的を共有すること。これに始まりこれに終わる。

ここがうまくいけば、つまり目的地が正しく設定されれば、あとは比較的自由だ。
相手とコミュニケーションのズレを起こさないためには具体的な目的、目標の設定および共有であるといえる。

・ズレているという認識。
・ズレを解消するための共有意識。

チーム意識はこういうところから育まれ、強固になっていく。






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ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな!5




エリヤフ・ゴールドラット博士。

TOC(Theory of Constraints)理論でベストセラーになった「ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か」からのシリーズです。





この「ザ・ゴール」を読んだときは、結構衝撃的だったのを覚えています。
当時の仕事に生かしきれませんでしたが、大きなパラダイムシフトを感じていました。


今回の「ザ・チョイス」は少し趣が違います。人の思考についてハードサイエンス的アプローチによって解説されます。


ものごとは、そもそもシンプルである
人はもともと善良である


といったテーマを親子の会話の中で解説しています。
「ザ・ゴール」の印象が強すぎて、同じようなインパクトを勝手に期待してしまったため、内容的には驚くほどのものではなかったかも知れません。

とはいえ、「シンプルに考える」というのは、分かっていてもできないこともあり、色々理由をつけたり自分に言い訳したりで思考を途中でとめてしまうことがあるので参考になりました。

人の根本的な思考という部分について改めて考えさせられる著書だと思います。




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ユキ5

今日は東京でも雪が降りました。
今年は雪は降らないかなと思っていたので、パラパラと降る雪を見ることができて冬を感じました。

しかし寒いですよね。弊社スタッフも風邪を引いたり、ダウンしたりと大変です。
特に体調管理は本当に大切ですから、栄養と休養をきちんと取っていきたいものです。

仕事もプライベートもすべて体が資本です。
皆さんも風邪などをこじらせたりしないようにぜひお気をつけください。




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好評です。5

先日、ブログでもご案内させて頂きました弊社個人向け専門の翻訳サービスですが、(私たちの予想以上に)ご好評を頂いており、少々驚いております。本当にありがとうございます。


http://i.trivector.co.jp/


論文の翻訳やアブストラクト(abstract)の翻訳などなど、実力のある翻訳者さんが対応させていただきます。

お客様の文章を、お客様以上にしっかりと翻訳するという気持ちで取り組んでおりますので、お気軽にお問い合わせください。


まだまだ頑張りますのでよろしくお願いします。




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チャレンジしたものだけの特権5

初めての仕事というのは何でも嬉しいもので、それは金額の多寡に関わらずその人の記憶にずっと残るものです。

そんなことが、昨日弊社にも起こりました。
細かくは申し上げられないのですが、予想よりはるかに早いその訪れに、大変喜びました。もちろん、そのために頑張ってきた弊社スタッフにはただただ感謝です。
(どうもありがとうございます!)


きっとこの日を忘れることはなくずっと記憶に残るのでしょう。


初めては誰にでも訪れます。それが何であれ、初めてのことはすごく疲れる上に実を結ぶまでに時間がかかります。
悩み考え、苦しむ期間が長ければ長いほど、それが上手くいったときに嬉しさは倍増します。


スタッフみんなで知恵と技術を出し合って、苦労した期間がありました。
だからとても嬉しかった。純粋に嬉しかったと思えるのは素晴らしいことだと感じます。


チャレンジと言うと、随分大変そうなイメージがついて回りますが、それを乗り越えたときの爽快感や達成感は、チャレンジした人だけが得られる「特権」みたいなものではないでしょうか。


この「特権」を得るには、チャレンジし続けることが大切です。
挫折して失敗してもチャレンジするとご褒美として目の前に現れるのでしょう。
これからもますますチャレンジ精神を失わずにいきたいと思います。




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UI の翻訳における注意点(その 2)5

UI の翻訳における注意点として、もう1つだけ例として注意点を挙げたいと思います。


それは「UI には文脈がない」ことを理解しておく必要がある、ということです。

これはマニュアル翻訳やカタログの翻訳と異なり、前後の文脈がまったくない状況で翻訳をしなくてはならないということを意味しています。


そのため、そのソフトウェアがどんな風に表示され動作するのかを確認しながらでないと、その訳語、訳文が適切なものかどうかは非常に判断しにくいということです。


もちろん開発者や開発側にすれば、自分で作ったものですから、適切な訳語を選ぶのはさほど困難ではないかも知れません。しかし、翻訳者側ではそこまでの背景や状況を知らないため、その分、予測しにくくなってしまいます。


翻訳会社および翻訳者と、お客様側の間でこの「差」をどう埋めていくか、またどう擦り合わせていくのかが大変重要であることは言うまでもありません。



ローカライズについて
http://www.trivector.co.jp/local.html



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UI の翻訳における注意点(その1)5

Web サイトやソフトウェアのローカライズを承ると必要になってくるのが UI(ユーザインターフェース)の翻訳です。

この UI の翻訳について、ちょっとした注意点をお伝えしたいと思います。


UI の翻訳ではリソースファイルに代表され、様々なファイル形式がありますが、それらを理解して上手に翻訳しなければなりません。


一例として、英語 → 日本語の翻訳で考えるなら、「訳文の長さ」に注意することも大切です。


実際にはメニュー名などになってユーザに触れるわけですが、長すぎる日本語訳はメニュー上ではよくありませんし、使いにくくもなります。


ほんのちょっとしたことですが、こういう部分は、知っているか知らないかという点もそうですし、また完成形を描けるかという点も重要です。


ただやみくもに日本語にすればいいという考えだけでは、商品としては提供できません。プロフェッショナルの翻訳者になればなるほど、こういった周囲の状況にも理解を示し、それを踏まえた上で上手に訳文を作ることができます。




ローカライズについて
http://www.trivector.co.jp/local.html





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クライマーズ・ハイ5




ご存知、横山秀夫。
クライマーズ・ハイは、映画にもなったということですが、どちらかというと「日航機墜落事故」について書かれているという点に興味があり、読んでみました。

http://www.so-net.ne.jp/movie/sonypictures/homevideo/climbershigh/


http://www.nhk.or.jp/drama/html_news_high.html



残念ながらというか、日航機墜落事故がメインというよりは新聞社内における人間関係がメインで、墜落事故をベースに主人公の悠木をはじめとする登場人物の心の葛藤がとても細かく語られています。

予想していたのとは違いましたが、各人の価値観や本質をえぐるようなやり取りは迫力がありました。

P.419

「俺は『新聞』を作りたいんだ。『新聞紙』を作るのはもう真っ平だ。忙しさに紛れて見えないだけだ。北関は死にかけてる。上の連中の玩具にされて腐りかけてるんだ。この投稿を握り潰したら、お前ら一生、『新聞紙』を作り続けることになるぞ」



真実を伝えることの苦しさや辛さ、そして勇気を試されます。


プライドを持って仕事にあたる。
それがプロフェッショナルであることは間違いありませんが、どこか組織の大きな流れに流されてしまい、罪悪感にさいなまれてしまうことも一度や二度ではないでしょう。


日航機の事故を通じて様々な思いを感じながら生きようとする主人公。
もがき、あがいてもなお登ろうとする主人公。


強烈な印象を残された人間ドラマの大作ではないかと思います。




日航機墜落事故を真正面から描いているのはやはり「沈まぬ太陽」でしょうか。










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