翻訳業界には、デファクトスタンダードともいえる翻訳支援ツールの TRADOS があります。
翻訳支援ではありますが、そのデータベースによってドキュメントなどのバージョンアップに対して様々な面で迅速に対応できるという大きなメリットがあります。
お客様はそこだけに着目して、また翻訳会社もそこだけをアピールしてしまいがちですが、本当はもう少し説明が必要です。
翻訳メモリ(Translation Memory)と呼ばれるデータベースは、最初の翻訳時点の原文と訳文が取り込まれていきます。
お客様の方でレビューして修正するとき、バイリンガルファイル上で再度修正して TM を更新すればいいですが、DTP 上で作業してしまうと、TM の中身は、最初の時点のままです。
TM の中身もきちんとアップデートしていかないと、間違った訳文がずっと継承されていくことになります。
その部分を理解しないと、古い訳文が入ったまま、何世代ものドキュメントが作られていきます。
「TM を作ること」だけが目的ではなく、「TM を管理し利用すること」にしないと片手落ちです。
TM のメンテナンスはきちんと行ないましょう。
http://www.trivector.co.jp/TMaccuracy.html
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お客様はそこだけに着目して、また翻訳会社もそこだけをアピールしてしまいがちですが、本当はもう少し説明が必要です。
翻訳メモリ(Translation Memory)と呼ばれるデータベースは、最初の翻訳時点の原文と訳文が取り込まれていきます。
お客様の方でレビューして修正するとき、バイリンガルファイル上で再度修正して TM を更新すればいいですが、DTP 上で作業してしまうと、TM の中身は、最初の時点のままです。
TM の中身もきちんとアップデートしていかないと、間違った訳文がずっと継承されていくことになります。
その部分を理解しないと、古い訳文が入ったまま、何世代ものドキュメントが作られていきます。
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